仕事などで「初対面の人と話すと緊張してしまう…」「飲み会が苦痛で仕方ない…」と思ってしまったことはないでしょうか。特に社会人の方は人付き合いも増えるため、人見知りを克服したいと考えている方も多くいるかと思います。すぐに人と打ち解けることができる人との違いには何があるのでしょうか。
人見知りが強い人は、自分に自信がなく、殻にこもっているというイメージがあります。しかしそれ以上に「周りからよく思われたい」「否定や拒絶をされたくない」という気持ちが強い傾向であることも否めません。人からの評価を得たいのに否定はされたくないという、自分を守ろうとする思いが先行して働いてしまっているのです。
では、少しでもそのような気持ちを克服するにはどうすればよいのでしょうか。一つは、見られているという意識を減らすということです。他人は、自分が考えているほど自分のことを見ているわけではないと考えることで、不安を和らげることができるでしょう。また、事前に相手の情報を調べておくことも良い方法です。これまでの経歴、趣味など、少しでもいいので情報をインプットしておけば、どんな人間かというイメージが湧きやすく警戒心も薄れるかもしれません。
社会人の方はこれから同僚や上司に留まらず、取引先などたくさんの人と接する場面が多くなるでしょう。人見知りを完全に克服するのは非常に難しく、時間を要するかもしれません。しかし、そんな自分を受け入れつつ、仕事上での人見知りを克服する方法を色々と試してみることが大切と言えるでしょう。